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肝臓の低下からくる視力の衰えは杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)

菊の花は、観賞用として愛されるばかりでなく、食用や薬用にも苦から広く用いられてきました。また、赤い実でおなじみのクコの実も、薬として、あるいは料理の素材として利用され、薬用植物の中の花形的存在です。

さて、菊にせよクコにせよその薬効を知り、身近に利用してきた大先輩はご多分に漏れず中国で、特にクコは何千年もの昔から不老長寿の秘薬に配合されるなど、養命薬としての役割を高く評価されてきました。

その伝統ある菊とクコを、六味丸(ろくみがん)に加えて清の時代につくられた処方が杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)てす。

六味丸とは、腎の衰えを補うことによって間接的に肝を養う補腎薬です。

漢方では、「肝は腎によって養われる」また「腎は肝の母である」などといわれるように、肝と腎の関係をたいへん密接なものと考えて薬を処方しますが、六味丸はそんな薬の1つです。

ところで、この杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)は、漢方でいう腎陰虚の症状(足腰がだるい、頭重、めまい、耳鳴り、不眠、のぼせ、手足のほてり、尿の減少あるいは多尿)があり、さらに目がかすんだり、ショボショボするようなときに服用すると、たいへん効果のある薬です。

なぜ目の症状に菊とクコがよいかは、漢方独自の理論で説明できます。「肝は目に穴を開く」つまり、肝臓の異常は目にあらわれるというのです。

わかりやすくいえば目の疲れや異常は、肝臓の疲れや異常からきており、肝臓の機能が低→すると、疲れ目、かすみ目、目の奥が痛む、目が乾いた感じでビリビリするなどの症状が出てくるわけです。

したがって目の疲れを回復させるためには、肝臓を養い、その働きをよくしてやればよいということであり、菊とクコは、養肝薬、つまり肝臓の機能を高めるすぐれた効力を発揮するのです。

お茶がわりに菊とクコをせんじて飲んでいるだけでも、肝臓の働きが活発化し、視力がよくなるといわれるほどです。

目の衰え、これは「いよいよ中年にさしかかったな」とか、「老化が現実にさし迫ってきたな」と感じさせるバロメーターともいえます。

こまかい字を読んだあとの眼精疲労がなかなか回復しない、老眼鏡が必要になった、そんなことで年齢を意識する人は少なくないに違いありません。

また、肝臓は、中年族が集まれば、必ず、何かよい強肝法はないものかという話題になるほど関心を集める臓器です。
特にお酒を飲む人にとっては気になるところで、いったん品を悪くすると、現代医学ではなかなかよくならないだけに真剣にならざるをえません。そんな中年にこそ、この杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)はおすすめしたい処方であり、現代医学の病名でいえば、白内障を防ぎ、慢性肝炎などに効くという、由高年にとっては実にありがたい薬といえるでしょう。

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桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)を飲んでおけば肝炎脂肪肝をふせぐことができる

桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)はこちら。

「昔結核、今肝炎」という言葉があるほど、肝炎は治りにくい成人病の代表格です。なぜ治りにくいかというと、肝臓病の患者さんにはむやみに薬を使えないからです。

肝臓は、食物からの栄養成分をはじめ、さまざまな物質を代謝する臓器です。その肝臓が弱っているときに薬のような異物を与えると、さらに大きな負担がかかってしまうのです。

しかし、肝炎にいい薬が全くないわけではありません。

に漢方では、柴胡剤が肝臓の良薬として用いられてきました。その柴胡剤とは系統が違いますが、動物実験によって肝炎に対する効果が明らかになってきた漢方薬があります。桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)がそれです。肝炎に限らず、内臓や組織が炎症を起こすのは、異物の侵入に対して体が防御しようとしていることのあらわれと見ることができます。

肝臓の場合は、肝炎ウィルスという異物とそれをやっつけようとするマクロファージとのたたかいが肝炎という形になってあらわれるのです。ですから、肝炎を治すには、異物とのたたかいに負けないように、マクロファージを活性化させてやる必要があります。

桂枝茯苓丸には、このマクロファージを活性化させる作用があるのです。それを証明した動物実験です。
まず、マウスに異物であるカーボン戻素)を注入し、臨でどれくらいマクロファージによって処理されるかを調べます。
次に、マウスの体重1kgあたり500gの桂枝茯苓丸をカーボン注入の1時間前に与え、何も与えなかったときとくらべてマクロファージのカーボンを処理する能力がどうなるかを賛したのです。その結果、桂枝裸苓丸を与えると、何も与えなかったときにくらべて、マクロファージがより多くのカーボンを食べることがわかりました。

つまりマクロファージの異物をやっつける能力が高まったわけです。この結果から見て、桂枝茯苓丸を服用すれば、肝炎のもとになるウィルスに対抗する力が高まることが期待できます。

肝機能検査でGOT、GPTが高いといわれたような人にとっては、桂枝茯苓丸のこの効能は朗報といえるでしょう。

また、桂枝茯苓丸を飲んでいれば、肝炎だけでなく、肝臓を脅かす脂肪肝とそれに伴う症状を遠ざけることも可能ですし、慢性肝炎から肝硬変になるのも防止できます

肝臓の病気は一朝一夕に治るものではありません。桂枝茯苓を飲むだけでなく、タンパク質やビタミン頬が豊富な貪をとり、ときには体質に合わせて冒頭にふれた小柴胡湯(しょうさいことう)などの漢方薬を併用するといった対策も必要です

強い薬が合わない人は柴芍六君子湯で体力を補いながら治す

一般に体力のない人が肝臓病にかかると、回復の仕方もなかなか順調にはいきません。体力がないと、病気をみずから治す体が本来持っている力が出にくく、その病気のために、ますます体力が低下してしまうからです。

ところで、体力不足の人、あるいはスタミナ不足の人は、疲れやすかったり低血圧であったり、冷え症であったり、めまいが起きてフラフラしたりするといった症状を持っています。

こうしたタイプの人は外見的にも特徴があります。顔色がすぐれず、細面で体もほっそりしており、内臓が下垂している場合が多いのです。

そのうえ、このタイプの人は新陳代謝が悪いので、寒さに弱く、活力がない場合がほとんどです。このようなタイプで、特に胃腸の働きが悪い人が肝臓を悪くすると、ますます体力が落ちて、治りにくいのです。

漢方薬は、このような悩みを持つ人にとても適しています。漢方の治療法には、個々の人に合った薬によって、体力をつけながら病気を治していく方法が数多くあるからです。もっとも、一般に体力がない人の場合、漢方薬を飲んで、すぐに効くといったことは少なく、長く飲みつづけることが必要です。

また、いくら肝臓に効きめがあるからといって、肝臓が悪く、体力も低下している人が、小柴胡湯の柴剤をいきなり飲むことはあまり好ましくありません。まず体力をつけて、体全体の働きを活発にすることがたいせつでさて、そんなスタミナがない人で、肝臓が悪い場合に効きめがあるのが、柴芍六君子湯です。

そのほか、柴胡湯の中では作用が非常におだやかな補中益気湯(ほちゅうえっきとう)が効果的です。

これらはいずれも、体力をつけながら肝臓の機能を高めてくれます。新陳代謝が低下していてなスタミナ不足の人にとって、体を冷やすことはよくありません。

そこで、これらの薬が持つ、体の中からあたためて胃腸の働きをよくする作用が、大きな力を発揮するのです。気長に飲みつづければしだいに新陳代謝が高まって、体はあたたまり、やがては体力がついてきます。

これらのおだやかな漢方薬は、なんとなく調子が悪い、いわゆる半健康状態で、聾の結果、肝臓が少し悪いといわれた人にも効果があります。

なお、このようなタイプの人は日常の貪や生活にも注意が必要です。特に冷たいものは、新陳代謝が低下するもとになるので避け、おなかを冷やすような果物もできるだけとらないほうがよいでしょう。

また、軟便や下痢になりやすい人は腹巻きをするなどして、おなかを常にあたためるように心がけてください。

お酒が不味く感じたら柴胡桂枝乾姜湯、黄連解毒湯で肝臓を強化する

中年世代になってくると、疲れやすくなったり、体がだるく感じることが多くなります。多くの人はこのような不調を感じていても、すぐに病気と結びつけては考えません。

仕事のしすぎだろう、お酒の飲みすぎだ、睡眠不足などですませていることが多いようです。まして、その程度のことで病院に行く人は全くないといってもよいくらいです。

ところが、このような症状が出るのは一種の危険信号で、実は、肝臓病とまではいえないものの、肝臓の働きがあまりよくないいわゆる「肝臓病症候群」であるおそれがあります。

確かに、なんとなく調子が悪いといった程度では、肝機能検査などにデータとしてはあらわれません。しかし、体の不調というのは、隠れた病気の前ぶれであったり、進みつつある病気の危険信号であったりすることがままあります。

実際、急性や慢性の肝炎などでは、初めは自覚症状がほとんどありません。そのため、たいていは見過ごしてしまうことが多いようです。そして、病気がかなり進行した段階ではじめて肝炎だったことに気がつくのです。肝臓は、臓器の中でもとりわけたいせつな役目を担っています。

疲れやすくなった、だるくなった、といった症状のほかに、腹部が張る、吐きけがある、お酒がまずくなった、お酒に弱くなった、タバコがまずい、ロが粘る、口が苦く感じる、舌に白いこけができたといったことに気がついたら、肝臓がおかしいのではないかと、まず疑ってみることが必要でしょう。

西洋医学では病気として扱われないこのような症状、しかし当人にとっては非常に不快で、気がかりだといった症状には、漢方薬が大いに役立ってくれます。中でも、肝臓に最もな顕著な効きめをあらわすのは、大柴胡湯(だいさいことう)小柴胡湯(しょうさいことう)柴胡桂枝乾姜湯(さいこけいしかんきょうとう)といった柴胡剤です。

肝臓が悪いということは、全身が弱っているということでもあるわけで、小柴胡湯のような強い薬は、よほど丈夫な人でない限り初めから飲むことは避けなければなりません。漢方薬専門の薬剤師に相談したうえ、体力が弱っているようなら、柴胡剤の中でもおだやかな、柴胡桂枝乾姜湯から試してみるといいでしょう。

また、黄連解毒湯(おうれんげどくとう)を飲むと、体の中の不要なものをとり除いてくれるので、さらに肝臓の働きが高まります。これらの柴胡剤には、サイコサポニンという成分が含まれ、これが肝臓の働きをよくするといわれます。肝機能検査のデータが思わしくなかった、という人も、これらの柴胡剤で改善することができます。

シジミが効かない人は強肝草エキス「肝宝垂盆草」

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多くのの酒飲みは、二日酔いの苦しさを味わうと「二度と酒は口にしない」と思うものの、それもつかの間、「酒なくして何の人生」とばかり、再びグラスや盃を傾けるのが常のようです。



ところが、こうした飲酒生活を毎日つづけると二日酔いに苦しむ日がますます多くなり、肝臓が疲れきって、アルコールの代謝能力が低下してしまうのです。



こうした悪循環を断つには、お酒をほどほどにするのはもちろんですが、肝臓を強化して、二日酔い知らずの体をつくることもたいせつです。



そのためにおすすめしたい漢・万薬がありまさんお・つしやしんと,つす。それは三貴清心湯です。三黄瀉心湯は、大黄、黄連、黄芩という3種類の生薬を合わせたものです。



黄連と黄苓には炎症をとり、のぼせや充血をとる働きが、そして大貴には下剤としての働きがあります。これらの働きが相まって、薬効として消炎解毒作用を持つのです。



ただし、この薬はだれにでも効果があるわけではありません。よく知られているように、漢方は人それぞれの症状に合わせてオーダーメイド的に用いるのが特徴です。



三黄瀉心湯が合う条件は、漢方でいう「実証」、つまり比較的体力があり、がっちりしているタイプの人であることです。



たとえていうと、ちょうどボイラーの蒸気圧が高くなりすぎて爆発しそうになっている、といった態の人に向く処方なのです。実証向きの漢方薬には、いわばボイラーの余分な蒸気を抜くように、病的状態を引き起こしているその余分な体力を捨て去る作用があるのです。



三黄瀉心湯は実証という条件に加えて、くびから上に血が上り詰めて、頭やくびがふくれたように感じる人、また、顔がほてって赤ら顔だったり、便秘ぎみでみぞおちのあたりに不騒がある人などにも向いています。



このような症状は、血圧の高い人にしばしばあらわれるため、三黄瀉心湯は、高血圧の人によく使われています。三黄瀉心湯が、なぜ二日酔いに効果があるのかは薬理学的に証明されているわけではありません。



しかし、肝臓の強化、中でもアルコールなどの解毒作用を高めるような働きがあるといわれ、江戸時代末期の漢方の名医も二日酔いに効果がると強く主張しています。



実証ではない人の場合、つまり、体力が中ぐらいか、それ以下と思われるような人には黄連解毒湯(おうれんげどくとう)をおすすめします。これは三黄瀉心湯から大黄を抜き、かわりにおうばくとさんんしし加えたもので、やはり悪酔いを防ぐ働きがあります。
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